Flexbox (Flexible Box Layout)

Flexbox の基本的な使い方、入門的なレイアウトの方法やサンプルなどを掲載しています。

※ Flexbox で画像を並べて表示する方法を追加しました。

作成日:2018年4月13日

Flexbox (Flexible Box Layout Module) は CSS3 から導入された柔軟なボックスレイアウトを可能にするレイアウトモードです。従来の float や clearfix では表現できなかったレイアウトが、Flexbox では簡単に表現できるようになっています。

CSS Flexible Box Layout Module Level 1

CSS Flexible Box Layout Module Level 1 日本語訳

対応ブラウザ

2017年9月の時点での「caniuse.com/#feat=flexbox」では全てのモダンブラウザで Flexbox を使うことができるようです。IE11 では一部バグを残していますが、Edghe では対応済みになっています。

caniuse.comでのFlexbox の対応状況の図

Flexbox の基本的な使い方

Flexbox では、要素に display: flex(インライン要素に使う場合は、display: inline-flex) を指定することでその要素を「フレックスコンテナ(Flex Container)」として扱えるようにします。

これによりその要素の子要素は自動的に「フレックスアイテム(Frex Item)」と呼ばれる構造体として扱えるようになり、フレックスアイテム、フレックスコンテナのそれぞれに対して Flexbox のプロパティが使用可能になります。

Flexbox では、フレックスコンテナとフレックスアイテムのプロパティを使ってレイアウトを指定していきます。

フレックスコンテナとフレックスアイテムの図

HTML ではフレックスコンテナと呼ばれる親要素の中に、フレックスアイテムと呼ばれる子要素を入れてマークアップします。以下の例では親要素である「flex_container」というクラスを付与した div 要素の中に、子要素である「flex_item」というクラスを付与した div 要素が入っています。

<div class="flex_container">
  <div class="flex_item">Flex Item 1</div>
  <div class="flex_item">Flex Item 2</div>
  <div class="flex_item">Flex Item 3</div>
</div>

Flexbox の指定をしていないので、子要素が縦に並んでいる状態になっています。また、この例では見易いように背景色やマージン等を設定しています。

 Flex Container
Flex Item 1
Flex Item 2
Flex Item 3

親要素(フレックスコンテナ)に display: flex; を指定するだけで、子要素が左寄せ・横並びのレイアウト(デフォルトの flex-direction : row)になります。

.flex_container {
  display:flex;
}
Flex Container
Flex Item 1
Flex Item 2
Flex Item 3

例えば以下のような HTML がある場合、Flexbox を使えば float や clearfix を使わずに簡単にレイアウトすることができます。

<div class="flex_containter">
  <img src="../images/sample_img.jpg" alt="">
  <div class="description">
    <h4>Title</h4>
    <p> Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipisicing elit. Magnam totam saepe provident cum suscipit explicabo architecto earum necessitatibus nam corporis? </p>
  </div>
</div>
.flex_containter {
  display:flex;  /* Flexbox の指定 */
  margin: 20px 0;
  border: 1px solid #CCC;
}
.flex_containter img {
  margin: 10px;
}
.description {
  margin: 0 20px;
}

Title

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipisicing elit. Magnam totam saepe provident cum suscipit explicabo architecto earum necessitatibus nam corporis?

以下のような複数カラムのレイアウトが簡単に作成できます。

CSS では実際には、マージンやボーダー、背景色を指定していますが、レイアウト的にはとてもシンプルな記述で済みます。(2カラムレイアウト3カラムレイアウト

<div class="row">
  <div class="col">column 1</div>
  <div class="col">column 2</div>
  <div class="col">column 3</div>
</div>  
.row {
  display: flex;
}
.col {
  width: 100%;
  height: 100px;
}
column 1
column 2
column 3

以下は Flex コンテナのプロパティにデフォルト値を指定した例です。これらのプロパティを使って詳細なレイアウトを指定することができます。

.flex_container {
  display: flex;
  flex-direction: row;
  flex-wrap: nowrap;
  justify-content: flex-start;
  align-items: stretch;
  align-content: stretch;
}

また、Flex コンテナの子要素の Flex アイテムのプロパティを使って更に詳細なレイアウトを指定することができます。以下は Flex アイテムのプロパティにデフォルト値を指定した例です。

.flex_item {
  order: 0;
  flex-grow: 0;
  flex-shrink: 1;
  flex-basis: auto;
  align-self: auto;
}

※ Flexbox 関連のプロパティでは、ドキュメントの文字方向(横書き・縦書き、左から右・右から左)に配置が依存する部分があります。この例では、横書きで ltr(左から右方向で、テキストは下に折り返し)を前提にしています。

Flexbox の用語

Flexbox のレイアウトは、主軸 (main axis)と交差軸 (cross axis)という2つの軸によって決定されます。初期状態では、左から右方向の軸が主軸、上から下方向の軸が交差軸になります。

以下は flex-direction プロパティの値が row(左から右の横並び)の場合の Flex Container の図です。

(参考:CSS flexible box の利用 /developer.mozilla.org

Flexbox (Flexible Box Layout)の概念図

Flex Container (Flex コンテナ)
flex アイテムを含む親要素です。flex コンテナは display プロパティの値に flex または inline-flex を指定することによって定義されます。
Flex Item (Flex アイテム)
flex コンテナの子要素が自動的に flex アイテムになります。flex コンテナの直接の子要素になっているテキストは、無名の flex アイテムに包まれています。
Axis (軸)
flexible box は2つの軸を持っています。主軸 (main axis) は flex アイテム対して平行な軸で、交差軸 (cross axis) は main axis に対して垂直な軸です。
Direction (方向)
flex コンテナの端にあたる main start/main end および cross start/cross end は、flex アイテムのフローの始点と終端を表します。flex アイテムは writing-mode で定義した向き (left-to-right や right-to-left など) をもとに、主軸や交差軸に従います。

Flexbox のプロパティ

Flexbox のプロパティはFlex Container に適用するプロパティと、Flex Item に適用するプロパティがあります。

以下にあるサンプルは、おおまかな動作の確認のためのもので、正確とは限りません。以下のサイトに flexbox のレイアウトを試せるツールがあります。

Flex Container のプロパティ

プロパティ 概要 値と意味
flex-direction Flex アイテムを並べる方向を設定(主軸を定義)
  • row:左を始端に右へ横並び(デフォルト)
  • row-reverse:右を始端に左へ横並び
  • column:上を始端に下へ縦並び
  • column-reverse:下を始端に上へ縦並び
flex-wrap Flex アイテムの折り返しとその方向の指定
  • nowrap:折り返さない(デフォルト)。Flex アイテムを全て1行に収めようとする。
  • wrap:Flex コンテナの幅に収まらない場合、折り返す。
  • wrap-reverse:Flex コンテナの幅に収まらない場合、逆方向に折り返す。
flex-flow flex-direction と flex-wrap を同時に指定するショートハンドプロパティ デフォルトは row nowrap。最初の値が flex-direction の値、スペースを空けて2つ目の値が flex-wrap の値になります。
justify-content 主軸(main axis)方向の整列位置を指定。
  • flex-start:始端揃え(デフォルト)
  • flex-end:終端揃え
  • center:中央揃え
  • space-between:両端揃えで均等割り
  • space-around:均等割り
align-items 交差軸(cross axis)方向の整列位置を指定。
  • flex-start:始端揃え
  • flex-end:終端揃え
  • center:中央揃え
  • baseline:ベースライン揃え
  • stretch:高さを拡張(デフォルト)
align-content 折り返した Flex アイテム の交差軸(cross axis)方向の整列位置を指定。
  • flex-start:始端揃え
  • flex-end:終端揃え
  • center:中央揃え
  • space-between:両端揃えで均等割り
  • space-around:均等割り
  • stretch:高さ(幅)を拡張(デフォルト)
flex-direction

Flex アイテムを並べる方向を設定するプロパティで、主軸を定義します。デフォルト(初期値)は row で、正順(ドキュメントの方向:この例では ltr 左から右方向)の横並びになります。

  • row:左を始端に右へ横並び(デフォルト)
  • row-reverse:右を始端に左へ横並び
  • column:上を始端に下へ縦並び
  • column-reverse:下を始端に上へ縦並び

flex-direction:

Flex Item 1
Flex Item 2
Flex Item 3

以下はこの例の基本的なマークアップです。

.flex_container {
  display: flex;
  flex-direction: row;
  max-width: 550px;
}
.flex_item {
  margin: 30px 20px;
  padding: 5px;
}
<div class="flex_container">
  <div class="flex_item">Flex Item 1</div>
  <div class="flex_item">Flex Item 2</div>
  <div class="flex_item">Flex Item 3</div>
</div>
flex-wrap

Flex アイテムの折り返しとその方向を決めるプロパティです。

デフォルトの nowrap では Flex コンテナの大きさが、Flex アイテムの大きさの合計より小さくても1行に収めようとするため、Flex アイテムの大きさは適宜縮小されます。(flex-direction が column または column-reverse の場合は、1列に収めようとします)。

このプロパティは Flex コンテナと Flex アイテムの大きさが関係してくるため少し複雑です。 flex-direction が row または row-reverse の場合は幅に依存し、flex-direction が column または column-reverse の場合は高さに依存します。

サンプルの都合上、flex-direction の値が、row または row-reverse の場合と、column または column-reverse に分けています。

flex-direction が row または row-reverse の場合の例

  • nowrap:折り返さない(デフォルト)。Flex アイテムを全て1行に収めようとする。
  • wrap:Flex コンテナの幅に収まらない場合、折り返す。
  • wrap-reverse:Flex コンテナの幅に収まらない場合、逆方向に折り返す。

flex-direction:

flex-wrap:

Flex Item 1
Flex Item 2
Flex Item 3
Flex Item 4
Flex Item 5
<div>
  <div class="flex_container">
    <div class="flex_item">Flex Item 1</div>
    <div class="flex_item">Flex Item 2</div>
    <div class="flex_item">Flex Item 3</div>
    <div class="flex_item">Flex Item 4</div>
    <div class="flex_item">Flex Item 5</div>
  </div>
</div>
.flex_container {
  display: flex;
  flex-direction: row;
  flex-wrap: nowrap;
}

flex-direction が column または column-reverse の場合の例

nowrap の場合は、高さは指定していませんが(この例の場合、小さな値を指定すると Flex アイテムがはみ出てしまいます)、その他の場合は、Flex コンテナの高さを一定(360px)にしています。

Flex コンテナと Flex アイテムの大きさ(高さや幅、マージン、パディングなど)により、動作が変わってきます。

  • nowrap:折り返さない(デフォルト)。Flex アイテムを全て1列に収めようとする。
  • wrap:Flex コンテナの幅に収まらない場合、折り返す。
  • wrap-reverse:Flex コンテナの幅に収まらない場合、逆方向に折り返す。

flex-direction:

flex-wrap:

Flex Item 1
Flex Item 2
Flex Item 3
Flex Item 4
Flex Item 5
<div>
  <div class="flex_container">
    <div class="flex_item">Flex Item 1</div>
    <div class="flex_item">Flex Item 2</div>
    <div class="flex_item">Flex Item 3</div>
    <div class="flex_item">Flex Item 4</div>
    <div class="flex_item">Flex Item 5</div>
  </div>
</div>
.flex_container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
  flex-wrap: nowrap;
  height: auto;
}
flex-flow

flex-flow は、Flex アイテムの配置方向(flex-direction)と折り返し(flex-wrap)をまとめて指定するショートハンドプロパティです。

値は半角スペースで区切って指定します(任意の順序で指定可能)。省略した場合は各プロパティの初期値が適用されます。

.flex-container {
  flex-flow: flex-directionの値 flex-wrapの値;
  /* 初期値は row nowrap */
}

以下は、flex-direction に column を、flex-wrap に wrap を指定した例です。

.flex-container {
  display: flex;
  flex-flow: column wrap;
}

上記で指定した flex-flow プロパティは、各プロパティを以下のように指定した場合と同じです。

.flex-container {
  display: flex;
  flex-direction: column;
  flex-wrap: wrap;
}

値を1つだけ指定することもできますが、その場合、省略した方のプロパティには初期値が適用されます。

.flex-container {
  display: flex;
  flex-flow: column;
  /*flex-flow: column nowrap; と同じ*/
}
justify-content

主軸(main axis)方向の整列位置を指定するプロパティで、flex アイテムをどのように主軸に沿ってレイアウトするかを定義します。デフォルトは flex-start です。

  • flex-start:始端揃え(デフォルト)
  • flex-end:終端揃え
  • center:中央揃え
  • space-between:両端揃えで均等割り(最初の Flex アイテムを始端に、最後の Flex アイテムを終端に揃えて残りを均等配置)
  • space-around:均等割り(全てを均等割り配置)

以下の例では、flex-direction の値が、column/column-reverse の場合は高さ(500px)を指定しています。(高さを auto にしてしまうと違いがわからないため)

flex-direction:

flex-wrap: nowrap

justify-content:

Flex Item 1
Flex Item 2
Flex Item 3
<div>
  <div class="flex_container">
    <div class="flex_item">Flex Item 1</div>
    <div class="flex_item">Flex Item 2</div>
    <div class="flex_item">Flex Item 3</div>
  </div>
</div>
.flex_container {
  display: flex;
  flex-direction: row;
  flex-wrap: nowrap;
  justify-content: flex-start;
  height: auto;
}
align-items

交差軸(cross axis)方向の整列位置を指定するプロパティで、flex アイテムをどのように交差軸に沿ってレイアウトするかを定義します。デフォルトは stretch です。

但し、stretch が有効なのは Flex アイテムに高さが指定されていない場合のみになります。

  • flex-start:始端揃え。Flex コンテナの交差軸 (cross axis) の起点(cross start)に揃えます。
  • flex-end:終端揃え。Flex コンテナの交差軸 (cross axis) の終点(cross end)に揃えます。
  • center:中央揃え。Flex コンテナの交差軸 (cross axis) の中央に揃えます。
  • baseline:ベースライン揃え(Flex アイテムごとのテキストのベースラインが揃うようにします)
  • stretch:高さを拡張(デフォルト)。Flex アイテムに高さが指定されていない場合、全ての Flex アイテムの高さを Flex コンテナの高さまで広げます。

以下の例では、改行を入れたり、文字の大きさを変えたりして、それぞれの Flex アイテムの高さを異なるようにしています(高さは指定していません)。

flex-direction:

flex-wrap: nowrap

align-items:

Flex Item 1

Flex Item 2

+

+

Flex Item 3
<div>
  <div class="flex_container">
    <div class="flex_item">Flex Item 1</div>
    <div class="flex_item">
      <p>Flex Item 2</p>
      <p>+</p>
      <p>+</p>
    </div>
    <div class="flex_item">Flex Item 3<br>
    </div>
  </div>
</div>
.flex_container {
  display: flex;
  flex-direction: row;
  flex-wrap: nowrap;
  align-items: flex-start;
  height: auto;
}
.flex_item {
  height: auto;
}
align-content

折り返した Flex アイテム の交差軸(cross axis)方向の整列位置を指定(制御)するプロパティです。flex-wrap の値が、wrap または wrap-reverse の場合にのみ有効になります。

以下のサンプルは、違いがわかりやすいように flex-direction が row または row-reverse の場合は Flex コンテナの高さを 550px に、column または column-reverse の場合は Flex コンテナの高さを 360px にしています。

align-content:stretch は、align-items 同様 Flex アイテムに高さが指定されていない場合のみ有効です。

  • flex-start:始端揃え
  • flex-end:終端揃え
  • center:中央揃え
  • space-between:両端揃えで均等割り
  • space-around:均等割り
  • stretch:高さ(幅)を拡張(デフォルト)

flex-direction:

flex-wrap:

align-content:

Flex Item 1

Flex Item 2

Flex Item 3
Flex Item 4

Flex Item 5
<div>
  <div class="flex_container">
    <div class="flex_item">Flex Item 1</div>
    <div class="flex_item"">
      <p>Flex Item 2</p>
    </div>
    <div class="flex_item">Flex Item 3<br>
    </div>
    <div class="flex_item">Flex Item 4<br>
      <br>
    </div>
    <div class="flex_item">Flex Item 5</div>
  </div>
</div>
.flex_container {
  display: flex;
  flex-direction: row;
  flex-wrap:  nowrap;
  align-content: flex-start;
  height: auto;
}
.flex_item {
  height: auto;
}

Flex Item のプロパティ

プロパティ 概要 値と意味
order Flex アイテムの並び順を指定 整数値(デフォルトは 0)。
少ない値ほど前に配置される。
負の値を指定可。
flex-grow Flex アイテム全体の幅が Flex コンテナの幅に満たない場合に伸びる比率を指定 数値(デフォルトは 0)。
負の値は無効
flex-shrink Flex アイテム全体の幅が Flex コンテナの幅より大きい場合に縮む比率を指定 数値(デフォルトは 1)。
負の値は無効。
0 の場合は縮まずにオリジナルサイズを維持
flex-basis Flex アイテムの基準となる幅(Flex アイテムの初期 main size)を設定 px などの単位付きの数値や、親の Flex コンテナの main size に対するパーセンテージで指定。
デフォルトは auto。
flex flex-grow、flex-shrink、flex-basis を同時に指定するショートハンドプロパティ flex-grow, flex-shrink, flex-basis プロパティの順で指定
align-self Flex アイテムの交差軸(cross axis)方向の整列位置を指定。Flex コンテナに指定する align-items と同じ機能ですが、親要素に記述する align-items よりも優先されます。
  • auto:親要素の align-items の値を継承(デフォルト)
  • flex-start:始端揃え
  • flex-end:終端揃え
  • center:中央揃え
  • baseline:ベースライン揃え
  • stretch:高さを拡張
order

Flex アイテムは通常 HTML の記述順に配置されますが、order プロパティーを使うことで Flex アイテムを任意の順で並べ替えることができます。

order プロパティは、Flex コンテナ内で Flex アイテムを配置する順序を整数で指定します。要素は、order の値の昇順(小さい順)に配置され、order の値が同じ要素は、ソースコード内で現れる順に配置されます。負の値も指定できます。

.fi1 { order: 2; }
.fi2 { order: 3; }
.fi3 { order: 1; }

order プロパティの初期値は 0 なので、0 よりも少ない値を指定してすると一番前に配置されます。

以下のサンプルでは、order の値に -5~5 を指定することができるようになっています。また、Flex コンテナには justify-content: space-around; を指定して均等配置にしています。

flex-direction:

order : (Flex Item 1)

order : (Flex Item 2)

order : (Flex Item 3)

order : (Flex Item 4)

order : (Flex Item 5)

Flex Item 1
Flex Item 2
Flex Item 3
Flex Item 4
Flex Item 5
<div class="flex_container">
  <div class="flex_item fi1">Flex Item 1</div>
  <div class="flex_item fi2">Flex Item 2</div>
  <div class="flex_item fi3">Flex Item 3</div>
  <div class="flex_item fi4">Flex Item 4</div>
  <div class="flex_item fi5">Flex Item 5</div>
</div>   
.flex_container {
  display: flex;
  justify-content: space-around;
}

.flex_item {
  margin:0;
  padding:0;
}
flex-grow

Flex アイテム全体の幅が Flex コンテナの主軸(main axis)の幅に満たない場合に伸びる比率を数値で指定します(デフォルトは 0)。負の値は無効です。

但し、伸び率はフレックスコンテナの幅や flex-wrap プロパティの折り返しの指定、flex-basis プロパティ(Flex アイテムの基準となる幅)に影響され、、自動的に調整されます。

Flex コンテナにスペースが余っている場合、それぞれの Flex アイテムには flex-grow の比率の指定に従って余ったスペースが分配されます。

下図の場合、それぞれの Flex アイテムの flex-grow の値が 1 の例で、比率は 1:1:1 になり、余白は 3 等分(1 + 1 +1)され、それぞれの Flex アイテムに分配されます。

flexアイテムの幅の計算方法1(flex-grow)

下図の場合、それぞれの Flex アイテムの flex-grow の値は 1, 2, 1 の例で、比率は 1:2:1 になり、余白は 4 等分(1 + 2 +1)され、それぞれの比率に従って Flex アイテムに分配されます。

flexアイテムの幅の計算方法2(flex-grow)

※以下の例は、大まかな雰囲気をつかむためのもので、表示される幅の値は正確ではありません。指定する項目の順番等により異なる結果が表示される場合があります。

flex-grow : flex-basis : (Flex Item 1)

flex-grow : flex-basis : (Flex Item 2)

flex-grow : flex-basis : (Flex Item 3)

flex container width: px
Flex Item 1
width: px
fb:
Flex Item 2
width: px
fb:
Flex Item 3
width: px
fb:
<div class="flex_container">
  <div class="flex_item">Flex Item 1</div>
  <div class="flex_item">Flex Item 2</div>
  <div class="flex_item">Flex Item 3</div>
</div>
.flex_container {
  display: flex;
}

.flex_item {
  flex-grow: 0;  /*初期値*/
  margin:0;
  padding:0;
}
flex-shrink

Flex アイテム全体の幅が Flex コンテナの主軸(main axis)の幅より大きい場合に縮む比率を数値で指定します(デフォルトは 1)。負の値は無効です。

また、0 を指定した場合は、縮まずにオリジナルサイズを維持します。flex-grow とは逆で、値が大きいほど幅が狭くなります。

下図の場合、それぞれの Flex アイテムの flex-shrink の値が 1 の例で、比率は 1:1:1 になり、コンテナからはみ出した幅を 3 等分(1 + 1 +1)した分をそれぞれのFlex アイテムから差し引きます。

flexアイテムの幅の計算方法3(flex-shrink)

※以下の例は、大まかな雰囲気をつかむためのもので、表示される幅の値は正確ではありません。指定する項目の順番等により異なる結果が表示される場合があります。

flex-shrink : flex-basis : (Flex Item 1)

flex-shrink : flex-basis : (Flex Item 2)

flex-shrink : flex-basis : (Flex Item 3)

flex container width: px
Flex Item 1
width: px / flex-basis:
Flex Item 2
width: px / flex-basis:
Flex Item 3
width: px / flex-basis:
<div class="flex_container">
  <div class="flex_item">Flex Item 1 <br>width: xx px / flex-basis: xxx</div>
  <div class="flex_item">Flex Item 2 <br>width: xx px / flex-basis: xxx</div>
  <div class="flex_item">Flex Item 3 <br>width: xx px / flex-basis: xxx</div>
</div>
.flex_container {
  display: flex;
}

.flex_item {
  flex-shrink: 0; /*初期値*/
}
flex-basis

Flex アイテムの基準となる幅(Flex アイテムの初期 main size)を設定します。

px, em などの単位付きの数値や、親の Flex コンテナの main size に対するパーセンテージで指定します。デフォルトは auto です。

auto は 「自身の width または height プロパティを参照する」という意味になります。また、自動サイズ設定(幅をコンテンツの横幅から決定)を行うための 「content」キーワードが導入されていますが、まだ普及はしていないようです。

親要素のサイズや flex-grow、flex-shrink が指定されている場合、flex-basis で指定した幅で表示されるとは限らず、自動的に調整されレイアウトされます。flex-basis は width や height のようにサイズを固定するわけではありません。

flex-basis に 0 を指定し、flex-glow で比率を指定すると、その割合でレイアウトされます。

また、flex-shrink 値が 0 の場合、flex-basis で指定した幅は伸縮しないため、親要素からはみ出して表示される可能性があります。

※以下の例は、大まかな雰囲気をつかむためのもので、表示される幅の値は正確ではありません。指定する項目の順番等により異なる結果が表示される場合があります。

flex-grow : flex-shrink : flex-basis : (Flex Item 1)

flex-grow : flex-shrink : flex-basis : (Flex Item 2)

flex-grow : flex-shrink : flex-basis : (Flex Item 3)

flex container width: px
Flex Item 1
width: px
fb:
Flex Item 2
width: px
fb:
Flex Item 3
width: px
fb:
<div class="flex_container">
  <div class="flex_item">Flex Item 1</div>
  <div class="flex_item">Flex Item 2</div>
  <div class="flex_item">Flex Item 3</div>
</div>
.flex_container {
  display: flex;
}

.flex_item {
  flex-basis: auto;  /*初期値*/
  margin:0;
  padding:0;
}
flex

flex-grow、flex-shrink、flex-basis を同時に指定するショートハンドプロパティです。

デフォルトは「0 1 auto」で、「Flex アイテムが親要素に合わせて拡大はしないが、縮小され、基準サイズはコンテンツが収まる幅にする」と言うような意味になります。

それぞれの値は半角スペースで区切って指定します。省略した場合は各プロパティのデフォルト値が適用されます。値を3つ指定する場合は、flex-grow、flex-shrink、flex-basis の順で指定します。

また、3つのプロパティの値を指定する代わりに以下のキーワードを指定することができます。

initial
「0 1 auto」と同じ意味です。
flex-grow: 0;
flex-shrink: 1;
flex-basis: auto;
auto
「1 1 auto」と同じ意味です。
flex-grow: 1;
flex-shrink: 1;
flex-basis: auto;
none
「0 0 auto」と同じ意味です。
flex-grow: 0;
flex-shrink: 0;
flex-basis: auto;
正の整数の値1つ
「整数の値 1 0」と同じ意味です。(flex-basis は 0 になります)
flex-grow: 整数の値;
flex-shrink: 1;
flex-basis: 0;

The flex Shorthand (w3.org)

以下は指定例です。

/* 値を 3 つ指定: flex-grow | flex-shrink | flex-basis */
flex: 2 2 30%;

/* 値を 2 つ指定: flex-grow | flex-basis(単位付き) */
flex: 1 30px;

/* 値を 2 つ指定: flex-grow | flex-shrink */
flex: 2 2;

/* 単位がない数値を 1 つ指定: flex-grow */
flex: 2;  /* flex: 2 1 0 を指定したのと同じ */

/* 幅または高さを 1 つ指定: flex-basis */
flex: 5em;
flex: 20px;
flex: auto;
flex: content;

/* 0 1 auto */
flex: initial;
align-self

Flex アイテムの交差軸(cross axis)方向の整列位置を指定します。Flex コンテナに指定する align-items と同じ機能ですが、親要素に記述する align-items よりも優先されます。

  • auto:親要素の align-items の値を継承(デフォルト)
  • flex-start:始端揃え。Flex コンテナの交差軸 (cross axis) の起点(cross start)に揃えます。
  • flex-end:終端揃え。Flex コンテナの交差軸 (cross axis) の終点(cross end)に揃えます。
  • center:中央揃え。Flex コンテナの交差軸 (cross axis) の中央に揃えます。
  • baseline:ベースライン揃え。Flex アイテム内のベースラインの位置に揃えるように、Flex コンテナの交差軸 (cross axis) の起点(cross start)からアイテムの位置を揃えます。
  • stretch:高さを拡張。Flex コンテナの交差軸 (cross axis) の幅に合わせて伸縮して表示されます。

height: Flex コンテナ

align-self: Flex Item 1

align-self: Flex Item 2

align-self: Flex Item 3

Flex Item 1
Flex Item 2
Flex Item 2
Flex Item 3
Flex Item 3
Flex Item 3
<div class="flex_container">
  <div class="flex_item">Flex Item 1</div>
  <div class="flex_item">Flex Item 2<br>Flex Item 2</div>
  <div class="flex_item">Flex Item 3<br>Flex Item 3<br>Flex Item 3</div>
</div>
.flex_container {
  display: flex;
  justify-content: space-around;
  height:200px;
}
.flex_item {
  padding: 5px 10px;
}

gap を使って余白を指定

Grid や Flexbox で余白を指定する場合、gap プロパティーを使うことができます。

gap プロパティーは、もともとは CSS Grid でのみ利用できていましたが、現在はほとんどのモダンブラウザで Flexbox(フレックスコンテナー)で gap プロパティーが使えます。

https://caniuse.com/?search=gap

gap は1つまたは2つの値を指定して、行と列の間の余白(すき間)を定義します。

値を1つ指定する場合は行間・列間の両方の値となり、値を2つ指定する場合は、1つ目が行間、2つ目が列間の値になります。

gap は行間と列間の一括指定(ショートハンド)プロパティーなので、行間・列間を個別に指定する場合はそれぞれ row-gapcolumn-gap を使います。

以下は行と列の間の余白を 10px にする例です。gap: 10px 10px; と指定しても同じことです。

.sample {
  display: flex;
  flex-wrap: wrap;
  /* 行と列の間の余白を10px に */
  gap: 10px;
  max-width: 640px;
}

.sample > div {
  background-color: #7aac81;
  color: #fff;
  height: 30px;
  width: 200px;
}
item
item
item
item
item
item
<div class="sample">
  <div>item</div>
  <div>item</div>
  <div>item</div>
  <div>item</div>
  <div>item</div>
  <div>item</div>
</div>

以下は行間を 20px、列間を 10px にする例です。

.sample2 {
  display: flex;
  flex-wrap: wrap;
  /* 行の間の余白を20px、列の間の余白を10px に */
  gap: 20px 10px;
}

row-gap と column-gap を使って、以下のように指定しても同じことです。

.sample2 {
  display: flex;
  flex-wrap: wrap;
  /* 行間 */
  row-gap: 20px;
  /* 列間 */
  column-gap: 10px;
}
item
item
item
item
item
item

Flexbox に関する考慮事項

以下は、「CSS flexible box の利用・flex アイテムで考慮すべき事柄 /developer.mozilla.org 」からの抜粋です。

  • Flex コンテナの直接の子要素になっているテキストは、無名の flex アイテムに包まれています。しかし、ホワイトスペースのみを含む無名の flex アイテムはレンダリングされません。これは、display: none が指定されたような状態です。

  • flex コンテナの子要素で絶対的に配置したものは、静的な位置が flex コンテナの main start 側の content-box の隅に対して決められるように配置されます。

  • 隣接する flex アイテムのマージンは相殺しません。auto マージンを使用すると垂直方向または水平方向に追加のスペースを取り込みますので、flex アイテムの整列や分離に使用できます。

  • 要素の表示順序はソースコードでの順序とは独立していますが、この独立性は視覚的なレンダリングにのみ影響しており、読み上げ順やソースでの順序に基づくナビゲーションには影響しないことを思い出しましょう。order プロパティも、読み上げやナビゲーションの順序に影響を与えません。よって、開発者はドキュメントのアクセシビリティを壊さないように、ソースコードで適切に要素を並べるように気をつけなければなりません。

Flexbox に影響を与えないプロパティ

以下の CSS プロパティは Flex コンテナでは効果がありません。(flexible box に影響を与えないプロパティ /developer.mozilla.org)

  • マルチカラムモジュールの column-* プロパティは、flex アイテムに対する効果がありません。
  • flex アイテムで、float および clear は効果がありません。float を使用すると、その要素の display プロパティは block であると算定されます。
  • vertical-align は、flex アイテムの配置に影響を与えません。

Flexbox を使ったレイアウト

以下はいくつかの基本的なプロパティを使ったレイアウトの例です。

デフォルトでは display: flex と指定すると、指定した要素の直接の子要素を横並びに表示してくれます。

<div class="wrapper">
  <div class="foo">
    <h3>foo</h3>
    <p>Lorem ipsum dolor sit amet .</p>
  </div>
  <div class="bar">
    <h3>bar</h3>
    <p>Lorem ipsum dolor sit amet consectetur, adipisicing elit. </p>
  </div>
  <div class="baz">
    <h3>baz</h3>
    <p>Lorem ipsum dolor sit amet consectetur, adipisicing elit. Natus ab aliquam magni debitis delectus.</p>
  </div>
</div>

この例では3つの div 要素(.foo, .bar, .baz)の親要素 .wrapper に display: flex を指定しています。

背景色や枠線、パディング、マージンの指定は省略しています。

.wrapper {
  display: flex;
  max-width: 720px;
}

この例の場合、子要素の div 要素には width を指定していないので、以下のようにコンテンツに応じて自動的に幅が調整されて、横並びで表示されます。

foo

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baz

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親要素の flex-wrap に wrap を指定すると子要素の div 要素に width が指定されていないので、コンテンツの内容により折り返して表示されます。

.wrapper {
display: flex;
flex-wrap: wrap;  /* flex-wrap に wrap を指定 */
max-width: 720px;
}

foo

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bar

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baz

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以下は子要素の div 要素に width を指定した場合の例です。flex-wrap は指定していないのでデフォルトの nowrap(折り返さない)です。

すべての子要素の width に 300px を指定しています。この例の場合、親要素の幅は 720px で 900px より小さいので子要素は親要素内にフィットするように並べられます。

また、それぞれに同じ幅を設定しているので、コンテンツに関わらず同じ幅で並べられています。

.wrapper {
  display: flex;
  max-width: 720px;
}
.wrapper div{
  width: 300px;  /* width を指定 */
}

foo

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bar

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baz

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親要素に flex-wrap: wrap を指定すると、この場合、子要素の幅の合計は親要素の幅(720px)より大きくなるので折り返して表示され、子要素の幅は 300px になります。

.wrapper {
  display: flex;
  flex-wrap: wrap;  /* flex-wrap に wrap を指定 */
  max-width: 720px;
}
.wrapper div{
  width: 300px;
}

foo

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bar

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baz

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width の代わりに flex-basis に幅の値を設定しても、以下のように同じ結果になります。

.wrapper {
  display: flex;
  flex-wrap: wrap;
  max-width: 720px;
}
.wrapper div{
  flex-basis: 300px;  /* flex-basis に 固定値を指定 */
}

foo

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bar

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baz

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以下は、2つの子要素 .foo と .bar にのみ width: 200px を指定した場合の例です。

.wrapper {
  display: flex;
  max-width: 720px;
}
/* .foo と .bar にのみ width を指定 */
.wrapper .foo {
  width: 200px;
}
.wrapper .bar {
  width: 200px;
}

親要素は 720px あるので、.foo と .bar には 200px が適用されそうですが、実際は 200px より小さい幅で表示されて並べられます。

foo

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baz

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デフォルトでは、Flex Item の flex-shrink が 1 になっているので、.foo と .bar の flex-shrink に 0 を指定することで縮小しないようにすることができます。またはショートハンドで flex: 0 0 auto、この場合は縮小しないようにすれば良いので flex: 1 0 auto でも同じです。

.wrapper {
  display: flex;
  max-width: 720px;
}
.wrapper .foo {
  width: 200px;
  flex-shrink: 0;  /* flex-shrink: 0 または flex: 0 0 auto を指定 */
}
.wrapper .bar {
  width: 200px;
  flex-shrink: 0;  /* flex-shrink: 0 または flex: 0 0 auto を指定 */
}

foo

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baz

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または、以下のように .baz に子要素の幅全体が親要素を超えない値を指定して、flex-grow に 1 (または flex に 1 1 auto)を指定しても上記と同じ結果になります。

.wrapper {
  display: flex;
  max-width: 720px;
}
.wrapper .foo {
  width: 200px;
}
.wrapper .bar {
  width: 200px;
}
.wrapper .baz {
  width: 200px; /* 子要素の幅全体が親要素を超えない値を指定 */
  flex-grow: 1;  /* または flex: 1 1 auto */
}

foo

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bar

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baz

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Flex アイテムには width を設定

Flex アイテム(コンテナの直接の子要素)に width が設定されていないと、そのコンテンツの内容により自動的に調整されます。

width が設定されているものとされていないものが混在する場合など、どのように自動的に調整されるかが推測しにくいため、基本的には Flex アイテムに width を設定すると扱いやすいと思います。

※ 全ての Flex アイテムに width を設定する必要は必ずしもありませんが、期待通りに動作しないときは width の設定を確認すると良いかもしれません。

画像を並べて表示

Flexbox で画像を並べて表示する場合、img 要素を直接の子要素(Flex アイテム)として配置する方法と div 要素などで img 要素をラップして配置する方法があります。

img 要素を Flex アイテムとして配置

img 要素を Flex アイテム(Flex コンテナの直接の子要素)として配置する方法です。

以下は幅900px、高さ675pxの3枚の画像(img 要素)の親要素に display: flex を指定した例です。

<div class="flex-images">
  <img src="images/01.jpg" width="900" height="675" alt="Lotus">
  <img src="images/02.jpg" width="900" height="675" alt="hydrangea">
  <img src="images/03.jpg" width="900" height="675" alt="tulip">
</div>
実際の画像サイズで表示される例
.flex-images {
  display: flex;
  max-width: 740px;
}
/* サイト全体での画像の設定 */
img {
  max-width: 100%;
  height: auto;
}

親要素 .flex-images の max-width に 740px を指定していますが、この例の場合、img 要素に max-width: 100% が指定されているため3枚の画像ははみ出して表示されます。

以下は上記のファイルを iframe で表示しています。上下左右にスクロールすると全体を確認できます。

サンプルを別ウィンドウで開く

以下は img 要素の width に 33.333% を指定して3枚の画像を並べて表示する例です。

.flex-images {
  display: flex;
  max-width: 740px;
}

.flex-images img {
  width: 33.333%;
}
Lotus hydrangea tulip

以下は gap を指定して画像の間に余白を設定する例です。

また、この例では flex-wrap: wrap を指定して、3列で折り返すようにしています。

.flex-images {
  display: flex;
  max-width: 740px;
  flex-wrap: wrap;
  gap: 5px;  /* gap で余白を指定 */
  margin: 40px 0;
}

.flex-images img {
  width: calc(33.333% - 5px); /* 余白分を調整 */
}

以下は6枚の画像を配置した場合の例です。3列2行で表示されます。

Lotus hydrangea tulip Lotus hydrangea tulip

但し、異なる縦横比の画像を使用すると align-items プロパティのデフォルトの設定 stretch により高さが大きい画像に合わせられてしまいます(縦横比が崩れるため画像が歪みます)。

それぞれの縦横比で表示するには、align-items に stretch 以外を指定します。

以下は align-items に flex-start を指定して上端に揃えて表示する例です。

.flex-images {
  display: flex;
  max-width: 740px;
  flex-wrap: wrap;
  align-items: flex-start;  /* align-items に stretch 以外を指定 */
  gap: 5px;
}

.flex-images img {
  width: calc(33.333% - 5px);
}

同じ縦横比(アスペクト比)で表示

以下は aspect-ratio プロパティを使用して異なるサイズの画像をアスペクト比 4:3 で揃えて表示する例です。

また、画像には object-fit に cover を指定してボックスに収まるように表示し、右端の画像は位置を調整するために object-position を指定しています。

<div class="flex-images">
  <img src="images/css/04.jpg" width="2000" height="1334" alt="manhattan">
  <img src="images/css/01.jpg" width="900" height="675" alt="lotus">
  <img class="position-top" src="images/07.jpg" width="900" height="966" alt="Rio Statue">
</div>
.flex-images {
  display: flex;
  max-width: 740px;
  flex-wrap: wrap;
  align-items: flex-start;
  gap: 5px;
}

.flex-images img {
  width: calc(33.333% - 5px);
  aspect-ratio: 4/3;  /* アスペクト比を指定 */
  object-fit: cover;  /* ボックス内に収まるようにトリミング */
}

.flex-images img.position-top {
  object-position: 50% 0%;  /* 表示位置の調整 */
}

aspect-ratio プロパティの詳細:CSS aspect-ratio と padding ハック

枠線を表示(gap を使わない例)

以下は gap を使ずに margin で余白を指定する例です。

この例では全体に枠線を表示してパディングを設定しています。そのため、gap を使うと3番目の img 要素の gap が不要なので margin で余白を指定しています。

.flex-images {
  display: flex;
  max-width: 740px;
  flex-wrap: wrap;
  border: 1px solid #ccc;
  padding: .5rem 0 0 .5rem; /* 下及び右側のパディングを0に */
}

.flex-images img {
  width: calc(33.333% - .5rem);
  margin: 0 .5rem .5rem 0; /* マージンで余白を指定 */
}
Lotus hydrangea tulip

以下のように3番目の要素の幅で調整すると、この画像だけ幅が異なってしまうので、微妙にずれが出てしまいます。

.flex-images img:nth-child(3n) {
  width: 33.333%;   /* この要素だけ幅が異なってしまうので NG */
} 

gap を使っても、以下のように gap と padding に同じ値を設定すれば、上記と同じ結果になります。

.flex-images {
  display: flex;
  max-width: 740px;
  flex-wrap: wrap;
  gap: .5rem;  /* gap で余白を指定 */
  border: 1px solid #ccc;
  padding: .5rem 0 .5rem .5rem;  /* padding と gap の値を同じにする */
  margin: 40px 0;
}

.flex-images img {
  width: calc(33.333% - .5rem);  /* gap 分を差し引く */
}
Lotus hydrangea tulip
img 要素をラップして配置

以下は img 要素を div 要素でラップして配置する方法です。

img 要素には max-width: 100% を指定しているだけで、div 要素でラップすることで自動的に親要素に収まるように表示されます。

<div class="flex-images">
  <div>
    <img src="images/01.jpg" width="900" height="675" alt="Lotus">
  </div>
  <div>
    <img src="images/02.jpg" width="900" height="675" alt="hydrangea">
  </div>
  <div>
    <img src="images/03.jpg" width="900" height="675" alt="tulip">
  </div>
</div>
.flex-images {
  display: flex;
  max-width: 740px;  /* または width: 100% など */
  gap: 5px;
}

img {
  max-width: 100%;
  height: auto;
}
Lotus
hydrangea
tulip

但し、この場合、配置した画像は全て(何枚でも)親要素に収まるように横一列で表示されます。

また、flex-wrap: wrap を指定すると、画像の大きさにより折り返されます。この例の場合、画像の大きさは img 要素の width 属性に指定されている 900 なので全て折り返されて表示されます。

画像3枚を1列で表示するには、以下のように div 要素の width に calc(33.333% - 5px) を指定します。

(33.333% - 5px) としているのは gap に 5px を指定しているためです。

一列に4枚表示するには width: calc(25% - 5px) とします。

.flex-images {
  display: flex;
  flex-wrap: wrap; /* 3枚以上では折り返して表示 */
  max-width: 740px;
  gap: 5px;
}

img {
  max-width: 100%;
  height: auto;
}

/* div 要素に width を設定(または flex-basis で指定) */
.flex-images div {
  width: calc(33.333% - 5px);
}
Lotus
hydrangea
tulip
Lotus
hydrangea
tulip

img 要素を div 要素でラップした場合は、img 要素を Flex アイテムとした場合とは異なり、異なるアスペクト比の画像もそれぞれのアスペクト比で表示されます(align-items は div 要素に適用されるため)。

また、div 要素に width を指定する代わりに、以下のように flex-basis プロパティにアイテムの基準となる幅を指定しても同じ結果になります(または flex プロパティで指定することもできます)。

.flex-images div {
  flex-basis:  calc(33.333% - 5px);
  /* または flex: 0 1 calc(33.333% - 5px); */
}

以下は全体に枠線を表示する例です。

この例では画像間の余白は gap で設定し、枠線との余白は padding で設定しています。

また、右端の画像の親要素(div 要素)の幅からは gap 分を差し引かず、そのコンテンツの img 要素の幅から gap 分を差し引いています。そして右側のパディングで調整しています。

.flex-images {
  display: flex;
  flex-wrap: wrap;
  max-width: 740px;
  gap: 5px;
  border: 1px solid #ccc;
  padding: .5rem;
  padding-right: calc(.5rem - 5px); /* 右側のパディングの調整(gap 分を引く) */
  margin: 40px 0;
}

.flex-images div {
  width:  calc(33.333% - 5px);
}

.flex-images div:nth-child(3n) {
  width: 33.333%;
}

.flex-images div:nth-child(3n) img {
  width: calc(100% - 5px);
}
Lotus
hydrangea
tulip

画像間の余白(gap)と枠線との余白(padding)を同じ値にすれば、もっと簡単です。

.flex-images {
  display: flex;
  flex-wrap: wrap;
  max-width: 740px;
  gap: .5rem;  /* gap で余白を指定(padding 同じ値にする) */
  border: 1px solid #ccc;
  padding: .5rem 0 .5rem .5rem;  /* padding と gap の値を同じにする */
  margin: 40px 0;
}

.flex-images div {
  width: calc(33.333% - .5rem); /* gap 分を差し引く */
}
Lotus
hydrangea
tulip

同じ縦横比(アスペクト比)で表示

以下は aspect-ratio プロパティを使用して、異なるサイズの画像をアスペクト比 16:9 で揃えて表示する例です。

アスペクト比は div 要素に設定し、画像には object-fit に cover を指定してボックスに収まるようにし、width: 100% と height: 100% を指定します。

また、この例では右端の縦長の画像の位置を調整するために object-position を指定しています。

.flex-images {
  display: flex;
  flex-wrap: wrap;
  max-width: 740px;
  gap: .5rem;
  border: 1px solid #ccc;
  padding: .5rem 0 .5rem .5rem;
  margin: 40px 0;
}

.flex-images div {
  width: calc(33.333% - .5rem);
  aspect-ratio: 16/9; /* アスペクト比を指定 */
}

.flex-images div img {
  object-fit: cover; /* object-fit を指定 */
  width: 100%; /* 幅に 100% を指定 */
  height: 100%; /* 高さに 100% を指定 */
}

.flex-images div  img.position-top {
  object-position: 50% 0%;  /* 表示位置の調整 */
}
画像とテキストを並べて表示

flexbox で左側に画像を配置し、右側にテキストを配置するサンプルです。

以下は画像は固定幅で表示し、テキスト部分が伸縮する例です。

.image-box を Flex コンテナ、.box-img と .box-content を Flex アイテムとして並べて表示します。

<div class="image-box">
  <div class="box-img">
    <img src="images/01.jpg" width="900" height="675" alt="lotus">
  </div>
  <div class="box-content">
    <h3 class="box-title">Lorem ipsumh</h3>
    <p>Lorem ipsum dolor sit amet consectetur adipisicing elit...</p>
  </div>
</div>

画像のラッパー要素の .box-img には width: 200px を指定して固定幅にしています。

この例ではテキスト部分に幅を指定していないので、自動的に幅が調整される際に、固定で指定している画像の幅も調整されてしまうのを避けるために .box-img に flex-shrink: 0 を指定しています。

また、画像とコンテンツが垂直方向中央に揃えるように align-items: center を指定しています。

.image-box {
  display: flex;
  align-items: center;  /* 垂直方向中央 */
  max-width: 740px;
  border: 1px solid #ddd;
}
.image-box .box-img {
  margin: .5rem 1rem .5rem .5rem;
  width: 200px;
  flex-shrink: 0;  /* 自動調整で画像が縮小されないように */
}
.image-box .box-img img {
  width: 100%;
}
.image-box .box-title {
  font-size: 1.5em;
  padding: 1rem 0;
}

.box-img に flex-shrink: 0 を指定する代わりに、.box-content に幅を指定することもできます。1.5rem は画像の左右のマージンです。

.image-box .box-content {
  width: calc(100% - 200px - 1.5rem);
}
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Lorem ipsumh

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以下は画像の幅をウィンドウの幅により可変にする例です(最大幅と最小幅を設定しています)。

関連:2カラムレイアウト

また、テキストが長くなったら垂直方向に拡張されるように .image-box で align-items: stretch を設定しています(stretch はデフォルトなので、align-items 自体を省略しても同じです)。

そして、画像の高さが拡張された場合に画像の縦横比がおかしくならないように img 要素に object-fit: cover を設定し、同時に width: 100% と height: 100% を指定しています。

.image-box {
  display: flex;
  align-items: stretch;  /* 高さを拡張したくない場合は stretch 以外を設定 */
  max-width: 740px;
  border: 1px solid #ddd;
}
.image-box .box-img {
  margin: .5rem 1rem .5rem .5rem;
  width: 30%;   /* 画像の親要素の幅を可変に */
  max-width: 300px;
  min-width: 200px;
  flex-shrink: 0;
}
.image-box .box-img img {
  width: 100%; /* 親要素いっぱいに */
  height: 100%; /* 高さを拡張したくない場合は auto を指定 */
  object-fit: cover; /* コンテンツボックスに収まるように拡大縮小 */
}
.image-box .box-title {
  font-size: 1.5em;
  padding: 1rem 0;
}

HTML は前述の例と同じです。

lotus

Lorem ipsumh

Lorem ipsum dolor sit amet consectetur adipisicing elit. In alias repellendus exercitationem tempore dolores tenetur minus ad accusamus. Aperiam saepe harum beatae dolores fugiat nostrum voluptates ratione impedit modi veritatis!

テキストが長くなると、画像の高さが伸びます。画像の高さを拡張したくない場合は .image-box の align-items に stretch 以外を設定するか、img 要素の height を auto に設定します。

lotus

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以下はアスペクト比を設定する例です。前述の例同様、テキストが長くなると画像の高さが拡張されます。

.image-box {
  display: flex;
  align-items: stretch;
  max-width: 740px;
  border: 1px solid #ddd;
  margin: 1rem 0;
}
.image-box3 .box-img {
  aspect-ratio: 1/1; /* アスペクト比を設定 */
  margin: .5rem 1rem .5rem .5rem;
  width: 30%;
  max-width: 160px;
  min-width: 100px;
  flex-shrink: 0;
}
.image-box .box-img img {
  width: 100%;
  height: 100%;
  object-fit: cover;
}
.image-box .box-title {
  font-size: 1.5em;
  padding: 1rem 0;
}
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アスペクト比の詳細は「aspect-ratio の指定方法」を御覧ください。

均等配分 / flex: 1 1 auto

全てのフレックスアイテムに flex: 1 1 auto; を指定すると、水平方向の余分な領域を均等に配分することができます。フレックスアイテムのコンテンツの内容が同じであれば、等幅に分割されます。

<div class="flex_container_fill">
  <div class="flex_item_fill">Flex item</div>
  <div class="flex_item_fill">Flex item</div>
  <div class="flex_item_fill">Flex item</div>
</div> 
.flex_container_fill {
  display: flex;
  flex-direction: row;
  max-width: 670px;
}
.flex_item_fill {
  flex: 1 1 auto;
  margin: 5px;
  padding: 5px;
}
Flex item
Flex item
Flex item

以下は2つ目のフレックスアイテムのコンテンツが長い場合の例で、余った領域を均等に配分します。

Flex item
Flex item (Extra content)
Flex item
<div class="flex_container_fill">
  <div class="flex_item_fill">Flex item</div>
  <div class="flex_item_fill">Flex item (Extra content)</div>
  <div class="flex_item_fill">Flex item</div>
</div> 

margin: auto 余白の自動調整

Flexbox と margin プロパティの値 auto を組み合わせると、自動的に余白の調整を行うことができます。但し、IE10 と IE11 では、親要素がデフォルト以外の justify-content の値を持つフレックスアイテムの margin: auto; を正しくサポートしていません。

以下は、margin-right: auto;と margin-left: auto;を利用して要素を配置(自動的に余白の調整を行う)する例です。

<div class="d-flex">
  <div>Flex item</div>
  <div>Flex item</div>
  <div>Flex item</div>
</div>

<div class="d-flex">
  <div style="margin-right: auto;">Flex item</div>
  <div>Flex item</div>
  <div>Flex item</div>
</div>

<div class="d-flex">
  <div>Flex item</div>
  <div>Flex item</div>
  <div style="margin-left: auto;">Flex item</div>
</div>
.d-flex {
  display: flex;
}  
Flex item
Flex item
Flex item
Flex item
Flex item
Flex item
Flex item
Flex item
Flex item

align-items の flex-start または flex-end と flex-direction:column を margin-top: auto; または margin-bottom: auto; と組み合わせると垂直方向の余白を自動調整することができます。

<div class="d-flex-column-start" style="height: 160px;">
  <div style="margin-bottom: auto;">Flex item</div>
  <div>Flex item</div>
  <div>Flex item</div>
</div>

<div class="d-flex-column-end" style="height: 160px;">
  <div>Flex item</div>
  <div>Flex item</div>
  <div style="margin-top: auto;">Flex item</div>
</div>
.d-flex-column-start {
  display: flex;
  flex-direction:column;
  align-items:flex-start
}
.d-flex-column-end {
  display: flex;
  flex-direction:column;
  align-items:flex-end;
} 
Flex item
Flex item
Flex item
Flex item
Flex item
Flex item

2カラムレイアウト

Flexbox を使ってメインコンテンツとサイドバーの領域を配置します。この例ではメインコンテンツの幅は伸縮させ、サイドバーの幅は固定にします(300px)。

レスポンシブ対応にするため、576px 未満では1カラムにし、576px 以上では2カラムのスタイルを適用させるようにしています。

576px 以上の場合、親要素の container クラスの div 要素に display: flex; を指定します。

メインコンテンツの領域には、flex プロパティを使って「flex: 1 1 auto;」を、サイドバーの領域には、「flex: 0 0 300px; 」を設定します。(flex-grow、flex-shrink、flex-basis の順で指定)

サイドバーの flex-shrink には 0 を指定してオリジナルサイズを維持させ、flex-basis にはサイドバーの幅を指定します。サイドバーにはパディング 2% を指定していますが、box-sizing: border-box; を指定しているので300pxに固定されます。

以下が HTML と CSS です。

<div class="container">
  <section class="main">
    <h1>Main</h1>
    <p> Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipisicing elit. Magnam totam....</p>
  </section>
  <section class="side">
    <h2>Side</h2>
    <p>A, unde, voluptas, explicabo, est placeat molestias...</p>
  </section>
</div> 
* {
  margin:0;
  padding:0;
  box-sizing: border-box;
}
.container {
  margin: 40px auto 0;
  max-width: 1060px;
  position: relative;
}
.main {
  background: #BFF2F7;
}
.side {
  background: #FCE1E2;
}
.main,
.side {
  padding: 2%;
}

/* Responsive */
@media ( min-width : 576px ){
.container {
  display: flex;
}
.main {
  margin: 0 10px 0 0;
  flex: 1 1 auot;
}
.side {
  flex: 0 0 300px;
}

container の幅 = main の幅 + サイドバーの幅 + 10px (マージン)

サンプルを別ウィンドウで開く

サイドバーも伸縮させる場合

以下はサイドバーも伸縮させる場合の一例です(他にも方法はあると思います)。サイドバーの幅を 30%, メインの幅を calc() 関数を使って calc(70% - 10px) を指定しています。(10px はマージン分)

また、IE11 にはバグがあり flex ショートハンドで calc() 関数を利用できません。そのため、IE11をサポートするには、flex ショートハンドプロパティではなく、個々のプロパティを記述する必要があります。

前述の例との違いは、以下のメディアクエリの部分になります。

@media ( min-width : 576px ){
  .container {
    display: flex;
  }
  .main {
    margin: 0 10px 0 0;
    flex-grow: 1;
    flex-shrink: 1;
    flex-basis: calc(70% - 10px);
  }
  .side {
    flex-grow: 1;
    flex-shrink: 1;
    flex-basis: 30%;
  }
}

サンプルを別ウィンドウで開く

2カラムの左右を入れ替える

Flex アイテムの並び順は HTML を編集せずに order プロパティを使って簡単に変更することができます。

order プロパティは Flex アイテムの並び順を設定するプロパティで、値には整数を指定し、値が小さいほど先に配置されます。

order プロパティのデフォルトの値は 0 です。この例の場合は、サイドバーを先に表示させるようにするので、サイドバーに「 order : -1; 」を指定するだけで左右を入れ替えることができます。

また、左右が入れ替わるのでメインのマージンも変更します(左マージンから右マージンへ変更)。

HTML は変更する必要はありません。

@media ( min-width : 576px ){
  .container {
    display: flex;
  }
  .main {
    margin: 0 0 0 10px; /* 変更 */
    flex-grow: 1;
    flex-shrink: 1;
    flex-basis: calc(70% - 10px);
  }
  .side {
    flex-grow: 1;
    flex-shrink: 1;
    flex-basis: 30%;
    order: -1; /* 追加 */
  }
}

サンプルを別ウィンドウで開く

3カラムレイアウト

3カラムレイアウトの場合も基本的には2カラムとほぼ同じです。

Flexbox を使ってメインコンテンツと2つのサイドバーの領域を配置します。この例ではメインコンテンツの幅は伸縮させ、サイドバーの幅は固定にします(240px と 180px)。

また、レスポンシブ対応にするため、576px 未満では1カラムにし、576px 以上では3カラムのスタイルを適用させるようにしています。(実際にはブレークポイントはもっと大きな値を指定すると思いますが、以下のサンプルの幅が狭いため、2カラムのサンプル同様、576px にしています。)

576px 以上の場合、親要素の container クラスの div 要素に display: flex; を指定します。

メインコンテンツの領域には、flex プロパティを使って「flex: 1 1 auto;」を、サイドバーの領域には、「flex: 0 0 240px; 」、「flex: 0 0 180px; 」をそれぞれ設定します。(flex-grow、flex-shrink、flex-basis の順で指定)

<div class="container">
  <section class="side1">
    <h2>Side1</h2>
    <p>A, unde, voluptas, explicabo, est placeat molestias...</p>
  </section>
  <section class="main">
    <h1>Main</h1>
    <p> Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipisicing elit....</p>
  </section>
  <section class="side2">
    <h2>Side2</h2>
    <p>Aut, dolores dolorem totam sunt consequuntur ipsam...</p>
  </section>
</div>  
* {
  margin: 0;
  padding: 0;
  box-sizing: border-box;
}
.container {
  margin: 40px auto 0;
  max-width: 1060px;
  position: relative;
}
.main, .side1, .side2 {
  padding: 2%;
}

@media ( min-width : 576px ) {
  .container {
    display: flex;
  }
  .main {
    margin: 0 10px 0;
    flex: 1 1 auto;
  }
  .side1 {
    flex: 0 0 240px;
  }
  .side2 {
    flex: 0 0 180px;
  }
}

container の幅 = サイドバー1の幅 + main の幅 + サイドバー2の幅 + 20px (マージン)

サンプルを別ウィンドウで開く

サイドバーも伸縮させる場合(1)

サイドバーの幅をそれぞれ 25%, 20% とし、メインの幅を calc() 関数を使って calc(55% - 20px) を指定しています。(20px は左右マージン分)

また、IE11 にはバグがあり flex ショートハンドで calc() 関数を利用できません。そのため、IE11をサポートするには、flex ショートハンドプロパティではなく、個々のプロパティを記述する必要があります。

前述の例との違いは、以下のメディアクエリの部分になります。

@media ( min-width : 576px ) {
  .container {
    display: flex;
  }
  .main {
    margin: 0 10px 0;
    flex-grow: 1;
    flex-shrink: 1;
    flex-basis: calc(55% - 20px);
  }
  .side1 {
    flex-grow: 0;
    flex-shrink: 0;
    flex-basis: 25%;
  }
  .side2 {
    flex-grow: 0;
    flex-shrink: 0;
    flex-basis: 20%;
  }
}

サンプルを別ウィンドウで開く

サイドバーも伸縮させる場合(2)

flex プロパティに値を1つ指定して、Flex アイテムの幅の割合を指定する例です。例えば「flex:1;」と指定した場合、「flex:1 1 0;」を指定したのと同じことになり、flex-basis が 0 で計算され、指定した割合でレイアウトされます。以下の例は、サイドバーにそれぞれ 1 を、メインに 2 を指定しています。

@media ( min-width : 576px ) {
  .container {
    display: flex;
  }
  .main {
    margin: 0 10px 0;
    flex:2;
  }
  .side1 {
    flex:1;
  }
  .side2 {
    flex:1;
  }
}

上記は以下と同じことになります。

@media ( min-width : 576px ) {
  .container {
    display: flex;
  }
  .main {
    margin: 0 10px 0;
    flex-grow: 2;
    flex-shrink: 1;
    flex-basis: 0;
  }
  .side1 {
    flex-grow: 1;
    flex-shrink: 1;
    flex-basis: 0;
  }
  .side2 {
    flex-grow: 1;
    flex-shrink: 1;
    flex-basis: 0;
  }
}

サンプルを別ウィンドウで開く

カラムの順番を入れ替える

Flex アイテムの並び順は HTML を編集せずに order プロパティを使って簡単に変更することができます。

order プロパティは Flex アイテムの並び順を設定するプロパティで、値には整数を指定し、値が小さいほど先に配置されます。

order プロパティのデフォルトの値は 0 です。それぞれのカラム(領域)に order プロパティで順序を指定します。

必要に応じてマージンの指定を変更します。

@media ( min-width : 576px ) {
  .container {
    display: flex;
  }
  .main {
    margin: 0 10px 0 0;
    flex:2;
    order:1;
  }
  .side1 {
    margin-right: 10px;
    flex:1;
    order:2;
  }
  .side2 {
    flex:1;
    order:3;
  }
}

サンプルを別ウィンドウで開く

マルチカラムでのマージン

マルチカラムでマージンを設定する例です。各カラムにマージン(間隔・ガター)を設定したい場合は Flex アイテムに margin-left を設定し、 Flex コンテナに同じ値のネガティブマージンを設定します。

Flex アイテム(.col)が一行に収まっているのは、デフォルトの flex-shrink:1 が適用されて自動的に幅を調節して一行に収められているためです。

<div class="row">
  <div class="col">col 1</div>
  <div class="col">col 2</div>
  <div class="col">col 3</div>
</div>
<div class="row">
  <div class="col">col 1</div>
  <div class="col">col 2</div>
  <div class="col">col 3</div>
  <div class="col">col 4</div>
</div>
<div class="row">
  <div class="col">col 1</div>
  <div class="col">col 2</div>
  <div class="col">col 3</div>
  <div class="col">col 4</div>
  <div class="col">col 5</div>
</div>
.row {
  display: flex;
  margin-left: -20px;
}
.col {
  width: 100%;
  margin-left: 20px;
  height: 60px;
}
col 1
col 2
col 3
col 1
col 2
col 3
col 4
col 1
col 2
col 3
col 4
col 5

ボックスを整列(タイル)

メインコンテンツにボックスを並べて表示するタイルレイアウトの一例です。

Flexbox を使用すると各ボックスの高さが異なっても、自動的に一番高いものに合わせて並べてくれるので便利です。

Flex コンテナに flex-wrap: wrap を指定して、折り返すように指定します(デフォルトでは1列に並べようとします)。

HTML のマークアップは各ボックス(Flex アイテム)を div 要素でマークアップしています。Flex コンテナは flex_container クラスを指定した div 要素です。(Flex コンテナに ul 要素、Flex アイテムに li 要素を使う方法などもあります)

この例では、各 Flex アイテムにマージンを指定せず、Flex コンテナに justify-content: space-around を指定して適切な間隔を設けるようにしています。各 Flex アイテムの幅を 24% として、横に4つ並べるようにしています。

この方法の場合、表示する数がちょうど4の倍数になっていれば問題ありませんが、そうでない場合は最後の行が4つ未満の場合、均等配置されてしまいます。そのため、この例では合計数が4の倍数にするため、空の div 要素を2つ挿入しています。

また、Flex コンテナ内部の要素の配置が伸縮するのかどうかなどによっても動作が変わってきます。(この例では img 要素を伸縮するように設定しています)

<div class="container">
  <div class="flex_container">
    <div class="flex_item"><h3>Flex Item 1</h3>
      <img src="http://via.placeholder.com/240x160" alt="" />
      <p>Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit...</p>
    </div>
    <div class="flex_item"><h3>Flex Item 2</h3>
      <img src="http://via.placeholder.com/240x160" alt="" />
      <p>Magnam totam saepe provident cum suscipit explicabo architecto earum necessitatibus nam corporis?.</p>
    </div>
    ...中略...
    <div class="flex_item"><h3>Flex Item 10</h3>
      <img src="http://via.placeholder.com/240x160" alt="" />
      <p>Fuga commodi qui maiores accusantium provident ullam magnam ipsam quos., consectetur adipiscing elit...</p>
    </div>
    <div class="flex_item"></div>
    <div class="flex_item"></div>
  </div>
</div>

Flex コンテナには、「display: flex」「flex-wrap: wrap(折り返しの指定)」、「space-around(均等配置)」を指定します。

Flex アイテムには「flex: 0 0 24%」を指定して、基準幅を 24% として、横に4つ表示するようにしています。

また、空の div 要素(.flex_item:empty)にはボーダーや背景色を表示しないように設定しています。

* {
  margin: 0;
  padding: 0;
  box-sizing: border-box;
}
.container {
  margin: 10px auto 0;
  max-width: 1060px;
  position: relative;
}
.flex_item {
  margin-bottom: 10px;
  text-align: center;
}
.flex_item img {
  margin: 10px;
  width: 90%;
  max-width: 240px;
}
.flex_item:empty {
  border: none;
  background: none;
}

@media ( min-width : 576px ) {
  .flex_container {
    display: flex;
    flex-wrap: wrap;
    justify-content: space-around;
  }
  .flex_item {
    flex: 0 0 24%;
  }
}

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タイル2

以下の例は HTML マークアップは前述の例と(画像の幅以外)同じですが、Flex コンテナ内の画像要素を固定幅にした場合の例です。

Flex アイテムには「flex: 1 0 220px;」を指定(画像幅 200px, 左右マージン 20px)し、「flex-grow: 1」を設定して余白分広がるように設定しています。また、マージン(左右5px)も設定しています。

この例の場合は、余白分広がるように設定しているので justify-content は特に指定する必要はありません。

Flex アイテムに「flex: 1 0 24%;」と flex-basis を % で指定すると、IE11 では期待した動作をしません。また、その他のブラウザでも最後の行のレイアウトが異なってしまうため、空の div 要素に幅の指定をしなければならないなどうまく機能しません。

この場合、幅を狭めていくと列数が4列、3列、2列と変化していきます。

.flex_item img {
  margin: 10px;
}

@media ( min-width : 576px ) {
  .flex_container {
    display: flex;
    flex-wrap: wrap;
    /*justify-content: space-around;*/
  }
  .flex_item {
    flex: 1 0 220px; /* flex-basis を px で指定 */
    margin: 0 5px 10px;
  }
}

サンプルを別ウィンドウで開く

ボックスを整列(2)

Flexbox を使ってボックスを横に並べ、ボックス自体も伸縮させる例です。また、この例では各ボックス内のリンクボタンの位置も、Flexbox で整列させます。

この例では2つの Flex コンテナーを使用しています。1つは flex_container クラスの div 要素で、その子要素の flex_item クラスの div 要素を横に並べています。

もう1つは、flex_item クラスの div 要素にも display: flex を指定して Flex コンテナーにしています。この要素には更に、flex-direction: column; を指定してその子要素の Flex アイテムが縦に並ぶようにしています。

1行に4つのボックスを並べるため、flex_item クラスの div 要素には flex: 0 0 24%; を指定しています。

レスポンシブ対応にするため、576px 未満では1カラムにしています。

<div class="flex_container">
  <div class="flex_item"> <img src="http://via.placeholder.com/240x160" alt="" />
    <h3>Flex Item 1</h3>
    <p>Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit...</p>
    <a href="#" class="button">Contact</a> </div>
  <div class="flex_item"> <img src="http://via.placeholder.com/240x160" alt="" />
    <h3>Flex Item 2</h3>
    <p>Magnam totam saepe provident cum suscipit explicabo ......</p>
    <a href="#" class="button">Contact</a> </div>
  <div class="flex_item"> <img src="http://via.placeholder.com/240x160" alt="" />
    <h3>Flex Item 3</h3>
    <p> Fuga commodi qui maiores accusantium provident ullam magnam .......</p>
    <a href="#" class="button">Contact</a> </div>
  <div class="flex_item"> <img src="http://via.placeholder.com/240x160" alt="" />
    <h3>Flex Item 4</h3>
    <p>A, unde, voluptas, explicabo, est placeat molestias dignissimos ......</p>
    <a href="#" class="button">Contact</a> </div>
</div>
<div class="flex_container">
  <div class="flex_item"> <img src="http://via.placeholder.com/240x160" alt="" />
    <h3>Flex Item 5</h3>
    <p>nulla ipsa voluptatum laboriosam optio perspiciatis .......</p>
    <a href="#" class="button">Contact</a> </div>
   ・・・中略・・・
</div> 

button クラスの a 要素は、flex_item クラスの子要素なので、Flex アイテムになります。この場合、Flex アイテムに margin-top: auto を指定すると、その要素の上マージンが自動的に調整されて配置されます。

* {
  margin: 0;
  padding: 0;
  box-sizing: border-box;
}
.button {
  margin: auto auto 10px;  /* margin-top を auto に指定 */
  padding: 5px 10px;
  display: block;
  width: 120px;
}
.container {
  margin: 40px auto 0;
  max-width: 1060px;
  position: relative;
}
.flex_item {
  margin-bottom: 10px;
}
.flex_item img {
  margin: 10px auto;
  width: 100%;
  max-width: 240px;
}
.flex_item:empty {
  border: none;
  background: none;
}

@media ( min-width : 576px ) {
  .flex_container {
    display: flex;
    justify-content: space-around;
  }
  .flex_item {
    flex: 0 0 24%;
    margin: 0 5px 10px;
    display: flex; /* 入れ子になった Flex コンテナ */
    flex-direction: column; /* 子要素を縦に並べる */
  }
}

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折り返して表示させる例

前述の例は、Flex コンテナの中に4つずつボックスを配置しましたが、以下は Flex コンテナの中にたくさんのボックスを配置して、折り返し表示させる例です。

この例も、幅が広い場合は横に4つ表示させますが、幅を狭めるとボックスの表示を3つ、2つと幅により変化します。

また、全てのボックスを同じ幅で表示するため、ボックスの合計が4の倍数になるように、最後に空の div 要素を追加しています。、空の div 要素(.flex_item:empty)にはボーダーや背景色を表示しないように設定しています。

flex_item クラスの div 要素には flex:1 0 240px; を指定(画像幅 240px)し、「flex-grow: 1」を設定して余白分広がるように設定しています。

<div class="flex_container">
  <div class="flex_item">
    <img src="http://via.placeholder.com/240x160" alt="" />
    <h3>Flex Item 1</h3>
    <p>Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit...</p>
    <a href="#" class="button">Contact</a>
  </div>
  <div class="flex_item">
    <img src="http://via.placeholder.com/240x160" alt="" />
    <h3>Flex Item 2</h3>
    <p>Magnam totam saepe provident cum suscipit explicabo architecto.....</p>
    <a href="#" class="button">Contact</a>
  </div>
  <div class="flex_item">
    <img src="http://via.placeholder.com/240x160" alt="" />
    <h3>Flex Item 3</h3>
    <p> Fuga commodi qui maiores accusantium provident ullam magnam .....</p>
    <a href="#" class="button">Contact</a>
  </div>
  ・・・中略・・・
  <div class="flex_item">
    <img src="http://via.placeholder.com/240x160" alt="" />
    <h3>Flex Item 10</h3>
    <p>Fuga commodi qui maiores accusantium provident ullam magnam ipsam quos.....</p>
    <a href="#" class="button">Contact</a>
  </div>
  <div class="flex_item"></div>
  <div class="flex_item"></div>
</div>
* {
  margin: 0;
  padding: 0;
  box-sizing: border-box;
}
.button {
  display: block;
  width: 120px;
  margin: auto auto 10px;
}
.container {
  margin: 40px auto 0;
  max-width: 1060px;
  position: relative;
}
.flex_item {
  margin-bottom: 10px;
}
.flex_item img {
  margin: 10px auto;
  width: 100%;
  max-width: 240px;
}
.flex_item:empty {
  border: none;
  background: none;
}

@media ( min-width : 576px ) {
  .flex_container {
    display: flex;
    flex-wrap: wrap;  /* 折り返し表示 */
    justify-content: space-around;
  }
  .flex_item {
    flex:1 0 240px;
    margin: 0 5px 10px;
    display: flex;
    flex-direction: column;
  }
}

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上下左右の中央配置

Flexbox を使うと、上下左右の中央配置も簡単にできます。wrapper クラスの div 要素を Flex コンテナとして指定し、Flex アイテム(center クラスの div 要素)を主軸方向及(justify-content)び交差軸方向(align-items)に中央配置(center)するだけです。

<div class="wrapper">
  <div class="center">
    <p>Lorem ipsum dolor sit amet</p>
  </div>
</div>  
.wrapper {
  display: flex;
  justify-content: center;
  align-items: center;
  width: 300px;
  height: 300px;
  margin: 30px auto;
  border: 1px solid #ccc;
}
.center {
  border: 1px solid #999;
  background-color: #E2F7DF;
  padding: 20px;
  height: 100px;
  width: 100px;
  text-align: center;
}

p 要素内のテキストは、「text-align: center」で水平方向に中央寄せしていますが、垂直方向にも中央配置するには、center クラスの div 要素に「display: flex;」を指定して Flex コンテナとして、「align-items: center;」を指定します。

.center {
  border: 1px solid #999;
  background-color: #E2F7DF;
  padding: 20px;
  height: 100px;
  width: 100px;
  text-align: center;
  display: flex;   /*  追加  */
  align-items: center; /*  追加  */
}

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参考サイト