concrete5 Concrete5 のインストール

2013年9月6日

Concrete5 のインストールの手順とその際に、気づいたことのメモ。

詳細は「concrete5インストール方法」を参照ください。

今回インストールしたバージョンは「5.6.1.2.ja」。

空の MySQL データベースの作成

データベースの文字セット(接続照合順序)は「utf8_general_ci」に設定する。

データベースを作成する際に以下の情報を書き留めておく。

  • MySQLデータベース・サーバーのアドレス(通常は localhost)
  • MySQLデータベースの名前
  • MySQLデータベースの接続用ユーザー名
  • MySQLデータベースの接続用パスワード

.htaccess、または php.ini を作成

Concrete5 Japan の「concrete5インストールまでの準備」を参考に以下のような .htaccess を作成して、concrete5 がインストールされているディレクトリーにアップロード。

#.htaccess
php_value default_charset UTF-8
php_value mbstring.language neutral
php_value mbstring.internal_encoding UTF-8

concrete5 のファイルをアップロードしたサーバー(の URL)にアクセスすると「Internal Server Error」になってしまった。

c5_internal_server_error

ローカル環境(XAMPP)では問題なかったが。

しかたがないので、以下の内容の「php.ini」を作成して、concrete5 がインストールされているディレクトリーにアップロード。

//php.ini
default_charset = UTF-8
mbstring.language = neutral
mbstring.internal_encoding = UTF-8

動作条件のチェック

concrete5 のファイルをアップロードしたサーバー(の URL)にアクセスすると「動作条件のチェック」の画面が表示されるが、以下の2つの項目がロード中(ロード中のマークが回転し続ける)になり、そのまま進めない。

  • concrete5 request URL をサポート
  • クッキーが有効

c5_installation10

この問題の解決方法は「Concrete5 のインストールが途中で止まる」を参照ください。

通常は Concrete5 のファイルをアップロードしたサーバー(の URL)にアクセスすると次のような画面が表示されるので、言語を「日本語」に選択して「Choose Language」をクリック。

c5_installation1

問題がなければ以下のような画面が表示されるので、「インストールを続ける」をクリック。

c5_installation11

以下のような設定を入力する画面が表示される。

c5_installation12

必要な情報を入力する。「データベース情報」は空のデータベースを作成した際に控えておいたものを入力する。

  • サーバー:MySQLデータベース・サーバーのアドレス(通常は localhost)
  • MySQLユーザー名:MySQLデータベースの接続用ユーザー名
  • MySQLパスワード:MySQLデータベースの接続用パスワード
  • データベース名:MySQLデータベースの名前

「メールアドレス」はパスワードを紛失した際などに、再設定する際に必要になるので、正しく入力する。

「パスワード」はなるべく複雑なものにする。

「サンプルコンテンツ」はブログ付きサンプルコンテンツを選択すると、ブログ用のテンプレートやいくつかのデフォルトのページがあらかじめ用意されているので、こちらを選択するとよい。

情報を入力したら「Concrete5 をインストール」をクリックすると、問題がなければ以下のように表示されるので「サイトを開く」をクリック。

c5_installation13

以下のような画面が表示されれば、インストール完了。

c5_installation5

「concrete5へようこそ。」のウィンドウを閉じると、サイトが表示される。

管理画面のメニューの一部が英語になっている場合は以下のようにする。

「管理画面」→「System & Settings 」の「基本」→「言語」を見ると「日本語」になっているが、そのまま「保存」をクリック。

一度ログアウトして、再度ログインすると英語で表示されていた部分が日本語になる。

admin の変更

管理者名「admin」を別の名前に変更。(管理者 admin はスーパーユーザーで削除不可とのことなので、セキュリティ上最低限名前を変更)

  • 「管理画面」→「メンバー」の「ユーザー検索」を選択

    c5_installation15

  • 表示されている「admin」をクリック。

    c5_installation16

  • admin の「ユーザー表示」画面になる。

    c5_installation17

  • 「ユーザーを編集」をクリック

    c5_installation18

  • ユーザーID を admin から適当な ID(名前)に変更して「ユーザーを更新」をクリック
  • この画面でパスワードの変更も可能。
  • ユーザーID 及びパスワードはなるべく複雑なものにする。

ログインページ

ログインページのアドレス:http://www.xxxx.com/index.php/login/

Pretty URLs

デフォルトではサブページを閲覧する際に、必ず先頭に index.php がURLについている(http://localhost/index.php/about/など)。URLに index.php を表示させたくない場合は以下のようにする。

  • concrete5 にログインする
  • 右上の「管理画面」から「システムと設定」を選択

    c5_installation14

  • 以下のウィンドウが表示されるので、「プリティーURL」をクリック。

    c5_installation19

  • 「プリティーURLを使用する」にチェックを入れて「保存」をクリック。

    c5_installation20

  • 「URL置換え(URL Rewriting)が有効になり、.htaccessファイルがサーバー上に作成・更新されました。」と表示され、次のような画面が表示される。

c5_install02